クルマのサイドに貼ってあるデザインされた模様のようなシールの名前を知っていますか?デカールというらしいです。一つ勉強になりました。
さて、今回はそのデカールを剥がします。
デカールは発売当時は最新のイメージ(ナウでヤング)だったと思いますが、今見るとレトロなクルマ(昔っぽい)のイメージです。
最新ジムニー(JB64)では、あえての?レトロっぽいデカールがいくつか発売されています。
あえてノーマルでレトロっぽく、うまくカスタムに組み込めればいいのですが、今回のカスタムのイメージには合わなそうなので、剥がすことにしました。
まずは自力でひとまずやってみよう!失敗したら、、その時考えよう!
ということで剥がし方を調べてみたら、割とみなさん自分で剥がしているようです。
2種類の剥がし方
調べたところ、大きく2種類の方法で剥がしています。
1.トレーサーで剥がす方法
トレーサーというゴムの円盤を電動ドライバーに取り付けて回転させながら剥がす方法
2.薬剤で剥がす方法
シール剥がし剤を使ってハケで剥がす方法がある模様。
レビューも見ると、トレーサーは「すぐ終わりました。」とのこと、ハケで剥がす方は「半日がかりでした。」とのこと。
なので、早速トレーサーでやってみます。
トレーサーを試す
円盤型のゴムを電動ドリルに取り付けます。回転させながら剥がしたい面にあてます。
そうすると、消しゴムで消すように少しずつシールが削れる感じになります。
なんかうまくいきません。
まばらになる
取れるには取れるのですが、削れる面積が小さいのでまばらになって思ったより進んでいきません。そして力も結構いります。
粉が多い
ゴムとシールのカスが発生するので、目や口に入らないように気をつける。あと、太ももから下にたくさんカスがつくし、それがなかなか取れない。
一般の電動ドリルでは力不足感と充電が足りない
一般的な充電式の電動ドライバーを使用しましたが、充電時間とパワーが足りない。
なので車屋さんにエアーで回る強力ドリルを借りて行いました。
トレーサーの内側に使用制限ラインがあります。これ以上行くと金属が出てきてボディを傷つけてしまうので気をつけてください。
なんだかうまくいかない感じでしたが、シールの上側、ノリ面以外部分は全部トレーサーで取りました。
シール剥がし剤を使ってハケで剥がす
色がついている部分のシールを剥がしても、ボディにはうっすらノリが残るので、これをシール剥がし&ハケで取っていきます。
使用したシール剥がし剤
ディゾルビット ハンドスプレータイプ
どなたかが紹介されていましたので買ってみました。
エーゼット超強力ラベルはがし雷神
いかにも強そうなのでジャケ買い。
ハケ
ハケ(スクレーパー)は必要です。
まずは染み込ますために湿布をしてみる。
「ディゾルビット」と「超強力ラベルはがし雷神」両方試してみましたが、液状のためか「ディゾルビット」の方が効果を感じました。「雷神」の方はシールがビクともしなかったです。
しばらく放置して、拭き取ればツルッと取れると思っていましたが、そんな甘くなたったです。
ハケで擦ることでようやく取れます。
ハケはボディの塗装を剥がしてしまいそうで、最初は力加減とあてる角度がわからずスカスカという感じでしたが、コツを覚えてできるようになりました。結構力入れても大丈夫です。
あと、車屋さんが手伝ってくれた時にカミソリも使ってました。これは力加減かなり繊細なので難しそうです。
「ディゾルビット」を吹きかけながらハケで擦る。を繰り返しながらどうにかシール&除去完了しました!
うっすらシール跡は残っています。これにコンパウンドで磨きをかけたりすればもう少し目立たなくなるかなと思います。
まとめ
トレーサーはなくてもいい。
大きな面にトレーサーを使うとまばらに剥がれます。(小さい面を擦り削り取りたい場合に向いているかもです。)
まばらにはせず、シール剥がしを染み込ませたあと、ハケでめくりながら引っ張って剥がす方が綺麗だし、早いと思います。
太陽にあてるといい
日向と日陰の部分では、日向の方がノリが柔らかくなって剥がしやすかったです。太陽の向きにクルマを入れ替えながらやると効率的かもしれません。
今までこういったクルマ弄りみたいなことは全くしてこなかったので新鮮でした。
なんか「手をかけてあげてるなー」という感じで思い出と愛着が増えました。